あまんちゅ! 2010-02-12-Fri 23:05

『ARIA』の天野こずえが描く新たな蒼の物語―…。

今度はスキューバダイビングを主体に伊豆を舞台にした少女２人の物語。
２人の少女の名は小日向光と大木双葉。

小日向光（通称：ぴかり）は、スキューバダイビングが趣味で祖母が経営する海の家を手伝う明るく元気な女の子。
大木双葉（通称：てこ）は、引っ込み思案で緊張しやすいこの物語の主観視点人物。

物語は、てことぴかりが高校に入学して同じクラスになったことから始まります。


ダイビング初心者である「てこ」というキャラクターをいれる事で、ダイビングを知らない読み手と同じ視点で描かれているため、説明(ダイビングの内容)を理解するにあたって楽しみながら読めます。

一コマ一コマ丁寧に描かれ、台詞一つ一つが人生のエッセンスになるような良い作品です。