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管理人の2007年4月~2011年3月までの記録。近況はTwitterにて。
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Quartett! ~THE STAGE OF LOVE~ 』をクリアしたので作品の感想でも綴ろうかなと思います。



ネタバレ回避のため、感想は閉じます。






もともとはこの作品はPC18禁なのでPS2版に移植されても15禁でした。
では各項目について思ったこと語ろうかと思います。

■シナリオ
ソフィと先生との関係性が何だったのかと最後までわからなかったところなど、伏線や経過がないまま問題解決に至ったり、ヒロインとの仲が唐突に急接近したりと展開が急すぎなところが多かったかも知れません。重要なエピソードが端折られている感がありました。
ですが、とてもコメディタッチのなかに少しダークな感じ(淑花ルートは特に)のお話が入っていると思えば聞こえはいいかも。
攻略キャラが3人という少なさ、一つ一つのルートがあまり長くないところからお話が薄いと感じてしまうのかも。

■システム
システムはFFD(Floating Frame Director)という独自システムを使用。
画面中にマンガのコマのような小さい絵を配することで、立ち絵の代わりとし、セリフをフキダシで表現するという、極端に表現すると「良く動くデジタルコミック」でしょうか。
ただ、台詞の中の文字の大きさは変えられないので、読みながらやりたい人にはテレビとの距離を気をつけた方が良いかも。
そのへんの立ち絵ばっかりのゲームよりかは格段に面白い見せ方かと思います。

■音楽
「Quartett!」という音楽をテーマにするだけのことはあり、質は高いと思います。ボーカル曲が数曲ありますが、他は既存クラシックとゲームオリジナル弦楽奏です。
弦の合成でサウンドをつくっておらず、キチンと演奏家の方の演奏なので聞いていてとても心地が良いです。
サウンドトラックはお勧めします。

サンプル音源↓


■グラフィック
原画が独特なタッチの大槍葦人で好き嫌いが二分するかと思います。
私は正直はじめは苦手でしたが、クリア後には慣れてきて作品とマッチしているなと感じるほどに。舞台がヨーロッパなので雰囲気はとても合っていたと思います。
前述のFFDのシステム上大変CG数は多いです。静止画113枚+シーン画13枚というボリューム。CGフルコンプは難しくありません。各ヒロインクリアすれば埋まるレベルです。

■難易度
難しくないと思います。
ヒロインルートも選択肢を変えればEDが見られてしまう程度です。

■クリア後特典
フルコンプ後のまとめシナリオも清々しい終わり方で、良かったのではないでしょうか。
ハンスのフィルに対する女たらし発言にスクイズの誠がよぎった。(笑)
声優さんのコメントページが追加されます。メインキャラだけでなく、少ししか声の出番のなかった方までコメントされていました。出演キャスト全員です。


●全体的感想
豪華声優フルボイスですので、声優目当てで買うならぜひお勧めします。
真剣に考えずに頭空っぽにしながら声優に萌えながらゲームする方なら程よいレベルなのかも。原価で勝ったら高いゲームかもしれないです。
原画家の根強いファンがいるのでそれでこの作品は持っているような面も感じられます…。(おおっと)
ギャルゲーなのに男主人公に声がついているゲームは珍しいかなと思います。
男主人公に声がついているせいか、ギャルゲーなのに乙女ゲームの楽しめ方もできます。
とりあえずあの絵のタッチなので、そんじょそこらのギャルゲーよりもイチャイチャシーンがエロく感じます。シュチュもいいと思うし。櫻井に口説かれたい方強くお勧めします。

●お気に入りキャラ
フィル・ユンハース
李淑花
シニーナ
ルカ

●オススメルート
淑花ルート
衝撃的な事実と展開、歪んだ愛情が見たい方には良いかと。
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